ショップ運営で想定外が起こったら!?

ネットショップを運営していると想定外な問題にぶち当たることが多々あります。
例えば・・・
「自分たちが作った画像が勝手に他の店に使われている!」
「自社で作ったブランドの商品が勝手に許可なく他の店で売られてる!?」

こういったことが起きたりします。

時間を掛けてゼロから作ったものがパクられたり、勝手に使われるというのは良い気がしないですよね。
私も経験がありますが、これは本当に悲しいし、怒りの気持ちが湧いてくるものです。
とはいえ、「事を大きくしたくない」「面倒を抱えたくない」「対処方法が分からない」という理由で泣き寝入りしているという方も多いのではないでしょうか?

 

そこで、今回のブログでは、盗作トラブル(著作権や商標権の侵害問題)に直面した際の「対応策」をまとめました。
簡単に出来るものから順番にご紹介します。
これが正解というものでははありませんが参考にして頂けたらと思います。

まず、以下のようなものが無断使用された場合、著作権侵害にあたります。
これは立派な犯罪です。

①自分が撮影した写真
②自分が撮影し加工した画像
③キャッチコピーや説明文のライティング
④自分が撮影した画像が加工して使用されている

当たり前ですが、このように楽天市場の規約内でも「違反」となると記載されています。

実際にこのようなケースは非常に多く、WEB媒体の情報は簡単にコピペができてしまうので、パクる側も画像制作の技術をさほど持ち合わせていなくても”出来上がっているものに少し加工すれば” 簡単にパクることができてしまいます。
実際にこのようなことは日常的に起きており、そんな時に的確な対応をして頂けるように、「そんな時はどうすればいいのか??」を一部ご紹介させて頂きます。

【盗作の証拠を抑える】
「盗作」を見つけたら、まず証拠を抑えなければいけません。
とは言え、URLをコピーしておいたり、ブックマークに登録しておいても、ページが更新されてしまえば証拠は消えてしまいます。
そんな時に便利なのがこちらです。

【ウェブ魚拓】
megalodon.jp/

各所に証拠を提示する場合に便利になるので、下記ツールを使い「盗作の現場」を一時的に保存しておきましょう。

【モールへ通報する】
もしパクリ元が楽天やamazonに出店している店の場合には、各モールに通報窓口がありますのでこちらから通報しましょう。
楽天の場合だと、ECCに相談すると言う人が多いですが、窓口から通報を上げる方が、専門部署に直通なのでこちらのほうが効果的だと思います。

楽天市場 「権利者侵害通知窓口」
ichiba.faq.rakuten.co.jp/app/rights_infringement

amazon 「テクニカルサポートにお問い合わせ」
sellercentral.amazon.co.jp/hz/contact-us

【メールで取り下げ依頼】
盗作者に対して商標・著作権はこちらにあるので取り下げて欲しいという内容を伝えます。
その際のコツを少しお伝えします。
メール文面中で「著作権は当社にあります」 と書くのは勿論なのですが、 それだけでは追い詰められた相手が開きなおったり、逆切れする可能性もあるかもしれません。
そこで「こういう行為が違反に当たるということは存じ上げていなかったのかもしれませんね。
当社としても、すぐに下げて頂けるのであれば、 事を荒立てるつもりはありません」
と言った内容の一文を入れることによって、 相手が素直に謝罪しやすい雰囲気を作っておくと取り下げてくれる可能性が高くなるとこれまでの経験で感じています。
言わば、逃げ道を残してあげるのです。
逃げ道がないほど追いつめると、 逆に、攻撃的になる可能性があるので、こういった出方の方が、スムーズに事が運ぶのでははないかと思います。

【警告書を内容証明郵便で送る】
メールで注意喚起をしても、反応がない場合も多々あります。
でもこれで諦めてはいけません。次の手段として、郵送で「警告書」を送る対応が一般的です。
内容証明に関しましては、1行20字以内、1枚26行以内など他にも形式に決まりがありますので、それにあった文章の作成も弊社のコンサルを受けて頂ければ文章の作成やアドバイスもお手伝いさせて頂きます。
内容証明は1通400~500円で、手間もあまりかからず、大きな効果も期待できますので警告書を通知することで「意思表明」をするのもひとつの方法です。

他にも方法はたくさんあるのですが、このようにショップを運営していると自分では想定もしていなかったようなことが時として起こります。
そんな時にも弊社のコンサルを受けていれば、様々な手助けやアドバイスをさせて頂きます。
弊社の経験と実績にお任せください。